もしあなたがご近所や公園などでひとりでウロウロしている犬や猫を発見したら。
「保護するか、しないか」
瞬時に判断できる人もいれば、悩む方もいらっしゃると思います。
自宅で動物が飼えない方であれば、保護を諦めざるを得ない事もあるでしょう。ですが、保護は無理であっても、少なからず出来ることはあります。
ここでは、自宅で動物の保護が難しい方や、対応が分かれば少しでも協力したい、といった様々な方に向けて、迷子の犬猫に遭遇した際に出来ることを、簡単にではありますがお伝えします。まずは知識として少しでも覚えておき、いざと言う時に行動を起こして頂けると幸いです。
迷子の犬猫を発見したら…
1.「飼い犬・猫か確認する」
首輪、衣類、鑑札など、飼われていると判断できるものを身につけていないか確認しましょう。
またマイクロチップを装着している場合もあり、動物病院で調べてもらうことで、飼い主さんが判明するケースもあります。
最近ではよくTwitterなどで迷子情報を載せている方もいますので、種類、毛色、特徴、発見した場所などから検索、また保護していることを発信しても良いでしょう。
2.「警察に連絡をする」
飼い犬・猫であれば飼い主さんも警察に迷子の届け出をし、探している可能性があります。もし迷子と判断出来ない場合でも、自分が一時保護したとの届け出を出しておく事で、後になって飼い主さんが見つかる場合もあるでしょう。また自宅保護が出来ない時には、警察で保護してもらう事ができます。
上記の2点は、迷子の犬猫を発見後それ程時間をかけずに出来ることになります。
もし気持ちと時間に余裕があるようでしたら、ご家族やお友達、お知り合いの方に動物の保護が可能な方がいらっしゃらないか、聞いてみても良いと思います。
迷子の犬猫を発見した場合、必ずしも全ての方が保護できるとは限りません。
保護をするのであれば、最後まで責任を負う覚悟や努力、またある程度の費用も必要になります。
中途半端に保護をして、結果的に動物病院などの敷地内などに遺棄してしまう、というケースもあります。遺棄は犯罪ですので、絶対にやめてください。
難しいと思う場合でも、少し行動を起こして貰うことで助けになることもありますので、まずは無理せず自分に出来ることから考えてみましょう!