犬のお散歩中のマナーについて(part.2)
前回に引き続き、今回も犬のお散歩中のマナーについてお伝えしていきます。お散歩中に時々見かける事であったり、うっかりやってしまいそうなマナー違反もありますので、改めて自分自身のお散歩中の姿を想像しながら読んでみてください。
1.公共の場を汚さないようにしましょう
お散歩中に、放置されたウンチを見つけると本当に残念な気持ちになります。
お散歩中に犬がトイレをしてしまった場合は必ず片付けて下さい。オシッコは水で流し、ウンチの場合は袋にとって持ち帰るようにしましょう。
また、お散歩に出かける際は前もってトイレを済ませることを習慣にする事で、お散歩中にトイレをしてしまう事も防ぐことができるでしょう。
2.大型犬や力が強い犬などのお散歩は要注意
大型犬や力が強い犬、運動量の多い犬などをお散歩する場合は、人通りの多い場所や人の往来が多い時間は避けるようにしましょう。まれに、大型犬や獰猛な犬が屋外で通行人を傷つけてしまった、というニュースを目にする事があります。
コントロールが大変な犬をお散歩する場合は、万が一の事も考えたお散歩コースや時間帯の選択も必要です。
3.お散歩中の無駄吠えはマナー違反
お散歩中に出会う人や犬などに対してワンワン吠えてしまうのはやはりマナー違反です。せっかくの楽しい時間もお散歩どころではなくなってしまいます。
また、人や犬に吠えてしまう事以外にも、犬の吠え声がお散歩コース周辺のお家の方にとって騒音となる場合もあります。屋内外に問わず無駄吠えをしないようにしなければいけません。
4.お散歩中は犬から目を離さないでください
歩きスマホはマナー違反である事は多くの方がご存知でしょう。犬とのお散歩中も同じです。スマホを操作しながら、よそ見をしながら。また、他の人との会話に夢中になってしまうなど、犬の様子から目を離してしまうことがないようにしましょう。
犬が突然走り出したり、落ちてる物を口にしてしまったりと、予想外の行動をとるかもしれません。常に犬の様子には注目しておかなければいけません。
5.犬の係留はなるべくやめましょう
お散歩中にトイレやコンビニなどに立ち寄る為に、犬を繋いで待たせておく、という方もいるかもしれません。ですが、犬から目を離すことになるため、極力やめた方が良いでしょう。飼い主がそばにいない間に、犬の身に何が起こるか分かりません。また、他人が犬を触ろうとして噛まれた、などトラブルを起こした場合には、飼い主さんの管理責任が問題となります。
どうしても係留する場合は、短時間で、目の届く範囲。また犬が道路や歩道に出てしまう事がないよう、リードの長さもしっかり調整しましょう。
まとめ
多くの方がマナー良くお散歩を楽しんでいると思います。ですが、一部の飼い主さんがマナー違反をしていたり、気付かない内に自分自身がマナー違反をしてしまうケースがあります。マナーを守ってお散歩する事は、色々な事故や怪我から人、犬を守る事にも繋がります。改めてマナーを把握し、楽しく有意義なお散歩の時間を過ごせるようにしましょう。